注文住宅の依頼先である工務店の特徴

注文住宅は建売住宅と違い、建物に対して自由な設計ができるのが魅力です。家を持つなら注文住宅にしたいと望む人が多いことも、その魅力の高さが伺えます。注文住宅を建てるには、まず依頼先を決めます。依頼先として様々な会社や業者が存在しますが、どれを選べばよいかは、注文住宅を建てる人の希望によって違ってきます。

依頼先の一つとして、工務店があります。工務店では総合的に施工を請け負う会社です。昔の大工から発展したのが、工務店であるとされています。工務店には様々なタイプがあり、大工の棟梁が設計から施工まで行うタイプ、建設士が社内に存在し、施工は外部に委託するなりして設計を主に取り扱うタイプ、施工だけを行うタイプなどです。

この他にも大手ハウスメーカーの下請けとしてフランチャイズ化されていたり、ハウスメーカーとほとんど変わらないタイプ、土地を買い取り、建売住宅も手がけるデベロッパータイプなども存在します。様々なタイプが存在しますが、基本的に大手企業というよりは、50人前後の中小企業にあたる工務店で、注文住宅を依頼するパターンが目立ちます。工務店はタイプが多いとあって、専門的な技術を活かした家づくりがしやすいというよさを持っています。その反面、技術の差が工務店ごとに違う場合がよくありますので、口コミでの評判など、予めよく調べておきたいところです。

コストは大手ハウスメーカーよりも安くできる場合がありますし、こだわればはるかに高いコストがかかることもあります。