注文住宅のメリットとデメリットについて

注文住宅で住宅を購入する場合には、メリットとデメリットに関してもよく理解をした上で行うことが大切なことになります。注文住宅のメリットとしては、まず、最初から計画をしていくために自分の希望した形にすることができ、それは、形状だけでなく、空間的な内容に関しても満足したものを入手できることがあります。次に、自分のこだわった空間をつくることができます。それは書斎などを代表として、趣味の部屋など希望した自分だけの空間を持つことができ、また、趣味性の高い設備も施工段階で事前に設けることもできます。

3つ目としては将来に向けての計画が立てやすいこともあげることができます。例えば、後の増築や改築を見越して構造的に細工を施しておくこともでき、そのために、その時期でのコストを落とすことにつなげることができます。他にも、施工途中を確認することができ、施工履歴をデータとして把握できることもメリットの1つになります。デメリットとしては、時間的に束縛されてしまうことが多くなることがあります。

注文住宅では、計画から打合せが設けられることになり、施工業者によってはその数を決めている場合もありますが、最低でも数回は取り行われることになります。その内容に関しても、規格住宅などで行われるある程度決まった時間から、設計事務所への委託などの場合にはかなりの時間が打合せに使われることになります。次にコストがあります。注文住宅では、どうしても要望を入れ込み過ぎてしまうことがあり、結果、積算段階で予算超過となることもあり、コストを落とすために苦労をすることになります。

他に、施工における煩わしさもあり、現場での顔だし等を行う場合には職人等への気遣いなど、精神的に疲れてしまうこともあります。