注文住宅で失敗しないために

マイホームは家族全員の「こうしたい」が詰まった、理想の住まいを…という夢を叶えてくれるのが注文住宅の最大の魅力です。スマートな外観から、北欧風のダイニング、木を生かしつつも利便性とスマートさが同居したデザイン…などなど、多種多様な希望を盛り込むことができるため、大変人気です。ですが、自由がきく分新築の建て売りを購入するよりも注文住宅の方が費用はかかります。一生に一度とも言える大きな買い物を失敗しないためにも、注文住宅を建てる際のコツを知っておきましょう。

注文住宅を建てる際、希望やデザインを設計図にして形にする住宅会社と設計士の存在が欠かせません。まずは住宅会社選びがネックとなります。自分の希望する住まいを建てられるのか、過去にどんな家を建ててきたのか、得意な分野はどういった家か、などをしっかり調査してください。一番最初の打ち合わせの時に会社の特性を把握し、まず頼むか否かを決めましょう。

無事、設計および施工する会社が決まれば、次は設計図の共有です。文字通り設計図を見せてもらうだけではなく、打ち合わせの度見せられる設計図や提案に対して、わからない点はどんどん聞いていきましょう。我々素人は設計図を見ただけではわかりません。しっかり説明や参考写真を見せてもらい、疑問は全て解決させておかなければなりません。

また、設計士の反対意見も大事にしましょう。この部屋にこのメーカーの窓を使いたい、と思っていても、機能上やデザイン上合いにくいものもあります。材や部材など組み合わせや機能性など、全てにおいて経験豊かなプロの意見は必ず一度受け入れるようにし、そこから吟味したりすりあわせて着地点を見つける様にしましょう。