温泉旅館など旅行に出掛けることが多い方の中には、露天風呂を好む方も多く、広い浴室で開放感を感じることに魅力を感じている方も少なくはありません。普段の生活では自宅のユニットバスを使うことが一般的ですが、今後注文住宅を建てる計画を持つ方であれば、間取りを工夫することで露天風呂を作り上げることを希望することもあり得ます。注文住宅でも実際にはバスルームはユニットバスを採用することが多いのですが、間取りの設計の段階で、中庭となるスペースを作り出すことで、この中庭に露天風呂を作り上げる方法で開放的で本格的な温泉宿のような雰囲気も出すことができます。事例としては少ない傾向にありますが、中庭自体は設計に入れている方も多く、本来であれば名称通りに庭になるものの、このスペースに岩風呂を作る方法、ユニットバスと同様に混合栓と排水管を完備する方法であれば、意外と簡単に作り出せる範囲です。
中庭は自宅に囲まれた空間になるので、隣接する住宅からは見えない位置になることから露天風呂には向いている構造になります。プライバシーを十分に確保でき、都合によって曇りガラスに仕上げる方法であれば家族間のプライバシーも確保できます。普通のユニットバスも完備しておくことも推奨でき、普段はユニットバスを使い、週末には露天風呂に入るなど使い分けを行えるメリットもあります。この方法は後からのリフォームでは非常に難しい構造になることから、注文住宅を建てる方の特権として考えることもできる家作りの方法です。
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