ハウスメーカーで注文住宅を建てる際の段取りの運び方

一般の人の中に、注文住宅を建てることに慣れている人はほとんどいません。注文住宅建築では、たくさんの打ち合わせを重ねて、少しずつイメージを具体化していく作業を進めていくことになります。慣れない作業の連続で、ストレスに感じてしまう人も少なくありません。少しでもスムーズに事を運ぶためには、事前に段取りを頭い入れておくことが大切になります。

例えば、ハウスメーカーに注文住宅の建築を依頼する場合なら、最初は営業担当者と話をするところから始まります。おぼろげなイメージを担当者に伝えることで、具体的な提案を受けることが出来ます。営業担当者は、通常一貫して窓口としての役割を果たしてくれることが多いですが、それでも全ての話し合いをする相手になることはほとんどありません。営業担当者へ伝えた話が各部門の担当者へ伝わり、その後部門の担当者と打ち合わせを行います。

ハウスメーカーは部門ごとに細分化されていて、それぞれに専門の人がいます。例えば、全体的な設計を担当する部門の人と設計について話し合いを行った後で、内装に関してインテリアデザイナーと打ち合わせを行うという具合です。細分化された担当者は、各部門の専門家なので非常に話が早い傾向があり、段取りよく進められるシステムになっています。しかし、担当が分かれているので、次のステップに進んでからの後戻りが基本的に出来ないことが多いです。

受け身になり過ぎることなく、しっかりと現在地を把握しながら進めていくことが大切になります。